先見力検定2008


問題: 以下の12問から6問を選び、それぞれ500字以上1500字以内で解答せよ。

問1. (日本の政治)
 2009年6月、12月および2010年6月、12月における各時点での政権政党と内閣支持率を、それぞれ具体名・数値で予測するとともに、日本の政治において予想される今後2年間の動きをその根拠を明示しつつ論ぜよ。

問2. (企業社会)
 日本において、2009年から2010年の2年間で不祥事が発覚する具体的企業名あるいは業界名をできるだけ多数挙げるとともに、発覚すると予想する不祥事の具体的内容についてその根拠を明示しつつ論ぜよ。

問3.(広告シェア)
 2009年、2010年に電通が発表する2008年、2009年の日本の総広告費およびメディア別広告シェア(テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、インターネット)を具体的数値で予測しつつ、今後2年間に予想される日本の広告産業の変化について、その根拠を明示しつつ論ぜよ。

問4.(地上波デジタル放送)
 2011年に予定されている地上波デジタル放送への完全移行に向けて、2010年末頃に発生している問題、および同時期における地上波デジタルチューナーの最安機種のネット通販平均価格を具体的に予測しつつ、同問題に関する日本の行政、放送業界、家電業界の今後2年間に予想される動きをその根拠を明示しつつ論ぜよ。

問5.(消費税・社会保障支出)
 平成22年(2010年)度の日本の国家予算に占める社会保障費関係費の割合およびその金額、および2010年末時点の日本の消費税率を具体的に予測しつつ、消費税制度(税率・課税方式・目的税化)に関する今後2年間の政治的動きをその根拠を明示しつつ論ぜよ。

問6.(出生率)
 2009年に発表される2008年出生率、および2010年に発表される2009年出生率(ともに日本)を具体的数値で予測しつつ、今後2年間に日本政府がとる少子化対策とその効果の有無、およびそれに対する世論の反応をその根拠を明示しつつ予想して論ぜよ。

問7.(社会問題)
 2009年、2010年の日本における年間自殺者数、殺人事件認知件数および自動車事故による死亡者数(警察庁統計)を具体的数値で予測しつつ、今後2年間に予想される日本における事件、事故に関する質的・量的変化について、その根拠を明示しつつ論ぜよ。

問8.(文芸)
 2009年、2010年に日本の年間書籍売り上げベスト5に入る本を書くと予想される著者を最大10名挙げ、そのように予想する根拠を論ぜよ。

問9. (日本経済・世界)
 2009年6月末、12月末および2010年6月末、12月末における各時点での日経平均株価およびNYダウ平均株価を具体的数値で予測しつつ、今後2年間に予想される日本経済および世界経済の動きをその根拠を明示しつつ論ぜよ。

問10.(中国情勢)
 中国の2009年度の実質経済成長率(GDP成長率・中国政府発表)、および2010年に開催される上海万博の総来場者数を具体的数値で予測しつつ、今後2年間で予想される中国経済および政治情勢(少数民族問題を含む)についてその根拠を明示しつつ論ぜよ。

問11.(環境問題)
 2009年、2010年の世界の二酸化炭素排出量と世界の平均気温を具体的数値で予測しつつ、温暖化問題について今後2年間に予想される国内外の政治的動きをその根拠を明示しつつ論ぜよ。

問12.(スポーツ)
 2016年の夏季オリンピック開催地を決定する2009年のIOC総会では、ある都市が過半数数の票を獲得するまで最下位の都市を落とす方式で投票が繰り返される。この投票で立候補地がどの順に振り落とされ、最後にどの都市が開催地に選ばれるかを具体的に予測しつつ、IOC総会までの各都市の招致運動の動きをその根拠を明示しつつ予想して論ぜよ。