保証番号06A0001
言責保証利用申請日:平成19年1月30日
言責保証利用許可日:平成19年2月5日
言責保証利用審査員:遠藤靖典、庄司学
申請者:掛谷英紀
出版の内容
題名:学者のウソ
出版社:ソフトバンク新書
共著者:なし
出版予定日:平成19年2月16日
価格:700円+消費税(35円)
印税率:10%
概要:
本書は、現在横行している学者のウソを議論の入り口とし、現在の学歴エリート社会が抱える倫理問題の全体像を捉えるとともに、その問題を解決するための方法を提示することを目的としている。第一章では、最近話題になった社会問題を例に、学者のウソの具体例を述べている。第二章は、「本来の学問」と題し、ウソではない学問とは何かについて詳論している。第三章では、「学歴エリート社会の罠」と題し、学者のウソが横行する社会背景に潜む問題点を論じている。最後に、第四章では、「ウソを見破る手立て」と題し、現状の問題点を克服するための手立てについての提案を行っている。言責保証の対象にするのは、山田昌弘氏が著書『希望格差社会』(筑摩書房)で述べた20年後のフリーター博士の数の予測について、具体的数値をもって反論した部分である。
言責保証の内容
印税預託率:20%(印税収入から税・経費を引いた実収入に対して)
(註:印税収入から必要経費を引いた税引き前実収入の10%は協会が手数料として徴収します)
印税以外の預託金:なし
評価時期:2024年11月
評価方法等:
上記評価時期は、山田氏の著書発行の20年後であることから設定した。フリーター博士の数については、文部科学省から具体的数値が発表されており、2024年においても同様の政府統計があるものと予想される。そこで、2024年時点で言責協会が評価委員会を開き、政府統計と照らし合わせて山田氏と掛谷の予測のどちらが正解に近いかを算定し、預託金返還の有無を決定する。言責保証については、本の「あとがき」の部分に明記している。